dTVで『IT(1990)』見てみたので映画レビュー。その昔VHSで震えながら見た記憶がある。年が年だけに記憶もおぼろげだったのですが2017年リメイクされたので改めて見てみるとやっぱり面白かった!
流石におっさんになるとホラー部分もある程度冷静に見ることができたのですが、青春パートなども大人になってから見ると感慨深いです。
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昔のホラーってCGが無い分演出や特撮で頑張っているので独特の怖さがあるんですよね。
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IT イット 1990年版 あらすじ
1990年のデリーで、子供を狙った連続[satsu]人事件が発生。刑事マイク・ハンロンは、事件現場で古い写真を発見します。
その写真は、古い友人の弟ジョージーでした。マイクは思い出すのです。かつての仲間(弱虫クラブ)と一緒にペニーワイズと戦った過去を。
マイクは昔の仲間たち(弱虫クラブ)に連絡し、再び会う約束をするのでした・・・
dTVで見た動画は3時間を超える大作!
前半では現代の登場人物たちがマイクからの電話を受け、それぞれのメンバーが回想に入る形で徐々に”子供時代”の物語が進行していきます。
今はそれなりに成功を収めているメンバーたちですが、電話を受けたことで過去を思い出し、それぞれがもう一度過去と向き合っていく・・・という流れです。
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dTVで久々に見たのですが、古い映画なのに画質も悪くなく、昔の特撮?ホラーなのに見せ方が良くてラストまで楽しむことができました。
他、Amazonでは原作小説も電子書籍で読めるようです。
IT イット 1990年版 恐怖のピエロ ペニーワイズ
影の主役とも言えるペニーワイズを演じたのはティム・カリーさん。現在は声優さんとして活躍されているようで、wikiによるとジブリの「猫の恩返し」では猫王を演じるなど、メジャーな作品にも出演されています。
ちなみに、12歳のビルを演じたジョナサン・ブランディスさんは、2003年、27歳で自らの命を絶ってしまったそうです。この方もまた27クラブの一員だったとは・・・
弱虫(負け犬)クラブ
この映画『IT』はホラーだけでなく、スタンド・バイ・ミー的な”青春物語”も大きな魅力の一つですが、メインとなる弱虫クラブは名前だけだとイメージが付きにくいかもしれませんね。
あだ名(特徴)も交えてまとめるとこんな感じです。
ビル(リーダー)・・・
2017年版でも同じですが、弟ジョージーがペニーワイズの犠牲になってしまいます。
現代では映画脚本家・ホラー作家として活躍しています。子供の頃は吃音症だったという過去もあり、子供の頃の恐怖を思い出して吃音症が出るなどと言った演出が良かったです。
ベン(フトシ)・・・
現代では建築家になって活躍しています。子供の頃は太っており、ベヴァリーに思いを寄せていた過去があります。
エディ(喘息)・・・
一番背の小さかったエディ。喘息で弱々しく、吸引器が手放せません。過保護な母に守られていますが、ここぞという所で勇気を出し、ペニーワイズ相手に活躍する場面も・・・
ベヴァリー(おてんば)・・・
心配性で、しばしば暴力に訴えることもある父。貧乏な家庭で育つ少女でした。パチンコの名手で、メンバー中一番の腕前です。
リッチー(メガネ)・・・
おしゃべりで陽気なお調子者。ムードメーカーにしてトラブルメーカー。大きくなってからは俳優・コメディアンなど人気者に。
スタンリー(ユダヤ)・・・
ユダヤ人・頭の良いの少年。実は一番”恐怖”に弱いという面も・・・
マイク(色黒)・・・
一人だけデリーに残り、刑事になります。事件現場で30年前の事を思い出し、弱虫クラブのメンバーに連絡します。歴史に興味があり古い写真を集めるのが趣味で、彼の集めた資料がIT(ペニーワイズ)の正体に迫るきっかけにもなりました。
冴えない・目立たない・いじめられっこ の少年少女が、いじめやペニーワイズの恐怖に一丸となって立ち向かっていくのです。その過程には少年らしい淡い恋心や青春があって・・・恐怖と共に忘れていた何かを思い出させてくれる映画だと思いますよ。
不良グループ
もう一つ欠かせないグループが不良グループです。「弱虫(負け犬)クラブ」の名付け親でもあるヘンリー(リーゼント)を筆頭に、特に異彩を放っていたのが”げっぷ”のベルチでしょうか(笑)
ヘンリー(リーゼント)・・・
弱虫クラブが集まり、結束を強めるきっかけともなった人物なのですが、ITによって仲間を失い、自身は白髪となって精神病棟に・・・
ベルチ(げっぷ)・・・
ことあるごとに”げっぷ”をしてくるキャラ(笑)
と、他数名グループに居ましたね。
IT イット 1990年版 見どころ 前編 青春物語
少年たちが出会い、絆が出来上がり、不良やペニーワイズに立ち向かっていくのが過去の”青春編”ストーリーですが、その見せ方が良いんですよね~。
過去編が進む間に現代の登場人物が一人ずつ出てきて過去を振り返っていく・・・過去と未来を行ったり来たりする構成なのですが、成功を収めている人もいれば、過去の呪縛に囚われている人もいて。
例えばベヴァリー(おてんば)は恋人と仕事をしていますが、かなりいけ好かない男。父親とそっくりな暴力的な男です。
ベン(フトシ)は成功し、痩せた見た目になっても太っていたことや、いじめられた恐怖を忘れることができないでいます。
集まっていく仲間たち。”弱虫クラブ”
ビル(リーダー)とエディは元々友達。小川でダムを作るなどして遊んでいました。そこにベン(フトシ)がヘンリー(リーゼント)達いじめっこグループに追われてやってきます。
そこにベヴァリー(おてんば)が加わり、さらにメガネ少年・リッチー(メガネ)と、スタン・ユリス(ユダヤ)が加わっていきます。
それぞれ新しい仲間が加わる時に一旦現代の姿から紹介されるというわけです。
タイヤ・廃材を使ってみんなでダムを作るったり、楽しい子供時代を過ごしますが、それぞれがペニーワイズの恐怖に触れたことがあったのです。
弱虫クラブが触れるペニーワイズの恐怖
それぞれの恐怖演出が、昔の映画ではありますが最近のきれいすぎるCGよりも”逆に怖い雰囲気”を醸し出していました。
ベヴァリー(おてんば)の家の排水溝から風船が現れ破裂すると血の海に・・・・血の海は大人に見えない。
シャワールームでシャワーヘッドに囲まれて、排水溝からはペニーワイズが現れる・・・
リッチー(メガネ)は学校のボイラー室でペニーワイズ扮する狼男に襲われる・・・
最後に仲間に加わった7人目がマイク(色黒)でした。マイク(色黒)も例によってヘンリー(リーゼント)達に追われているのですが、弱虫クラブのみんなに助けを求め、みんなで反撃。初めて不良たちに勝利するのです。
マイクが加入したことで街の古い資料が手に入り、その中にペニーワイズ Pennywise the Clown の絵が。資料の中の白黒写真が動き出す・・・・コミカルな動きで近づいてきたのは・・・ペニーワイズだ。
ペニーワイズ
震えあがらせて殺す(kill you all)
~中略~
俺はおまえらの恐れる全てだ
この写真の中から現れるペニーワイズはかなり怖かった!あの頃の恐怖がよみがえってきます。
ペニーワイズとの対決
パチンコで対抗しようと画策する弱虫クラブ。リッチー(メガネ)も母からくすねてきた銀のネックレスを弾に変えます。
一番命中率がよかったのはべヴ(おてんば)。いざ下水道に乗り込みますが、不良少年たち3人も隠れてついてきていました。スタン(ユダヤ)だけが不良少年につかまり、危機に陥りますが、配管を通って光る物体が近づいてくる。ベルチ(げっぷ野郎)は配管の中にゆっくりと引きずり込まれていく・・・
ヘンリー(リーゼント)はその光る物体(ITの正体)を見たショックで白髪に・・・
合流した弱虫クラブにもその光る物体が襲って来る。頭上を通り過ぎるそれは・・・亀の裏側?カマキリのお尻の裏側?昆虫的な”節”を思わせるフォルム。
下水の中の広い空間で気が付いたメンバーたちは恐怖に負けないように互いに手をつなぎ、ペニーワイズからの攻撃に耐えます。
最後にはエディ(喘息)の吸入薬を吹きかける苦しむペニーワイズにベヴ(おてんば)がパチンコで銀弾を食らわせます。食らった部分が吹き飛び、ペニーワイズの頭の中から光が噴き出てくる・・・
たまらず排水溝に逃げるペニーワイズ。弱虫クラブが勝利を収めましたが、ビルを中心に「あいつ(IT)が生きてたらまた集まると・・・」誓いを立てます。
これが過去の出来事でした。
いじめられっこ達が徐々に集まり、絆を深め、勇気をもっていじめっこやペニーワイズの恐怖に立ち向かっていく。この過程が素晴らしかったです。前半だけでも楽しめる流れでした。
IT イット 1990年版 見どころ 後編 現代での決着
成長した弱虫クラブの面々がデニーに戻ってきます。
登場人物たちが本当の意味で過去と向き合い、決着をつけるのがこの後編ということになるのですが、残念ながら弱虫クラブ全員が生き残ることはできませんでした・・・それがちょっと悲しいです。
スタン(ユダヤ)は風呂場で手首を切って命を落とします。風呂場の壁には「IT…」と血で記されていました・・・
後に冷蔵庫の中に生首となって出現しておしゃべり(もちろんペニーワイズです)します。これもかなり頭のすみにこびりついて離れない映像です。
デニーに戻ってきたメンバーを再びペニーワイズの恐怖が襲います。
ベヴァリー(おてんば)を襲った恐怖が個人的には一番怖かったです。
家に帰ると老婆が住んでいて、父が5年前に亡くなったと知る。家の中は綺麗になっていた。紅茶を勧められるとその中には血だまりが。老婆は腐敗した父の顔になり、襲って来る。とっさに家から逃げ出したベヴァリー(おてんば)。振り返るとそこは廃屋と化した我が家だった・・・・
ビル(リーダー)のが妻もまたデリーに追いかけてきてペニーワイズに囚われてしまいます。
成長したヘンリー(リーゼント)も再登場。ヘンリーは精神病棟に居ますが、ある夜ベルチ(げっぷ野郎)の幻影(ペニーワイズ)に導かれて脱走します。
弱虫クラブのメンバーはどうやって決着をつけるのか。ペニーワイズに勝利することができるのか・・・
ペニーワイズの正体(大蜘蛛のクリーチャー)も現れ、質感はかなりグロテスクに作りこまれていて、もう27年も前のものなのに当時の技術ってすごかったんだなと感じました。
ラスト ネタバレ 弱虫クラブメンバーのその後。
リッチー(メガネ)は映画で名優ぶりを発揮 喜劇の主人公
ベン(フトシ)とベヴァリー(おてんば)は一緒に街を出て結婚し、その後妊娠。
だんだんとお互いの事を忘れていくメンバー達。マイク(色黒)も街を出ることを考えています。
ビル(リーダー)の妻オードラは助かったものの意識はありません。(無防備にあの光をみたためと考えられている)
シルバー号に妻を乗せ走り出す。頑張れオードラ。イットを打ち倒せ。頑張れ。
祈りながら自転車を漕ぐ中でオードラが意識を取り戻します。
交差点の真ん中でキスをする二人。
おしまい。
まとめ

色々レビューを見ると「前半で良かった」という意見もちらほら見かけます。映画的には”確かに”と思えなくもないのですが、物語としては”過去=ペニーワイズ”との決着をつけることで、本当の意味で自分の人生を勝ち取ったという結末で良かったと思います。
必要なプロセスだったと感じます。それでもやっぱり全員に生き残って欲しかったなぁ。。というのが正直な感想。
過去と向き合い、決着をつける。
誰しもができることではありません。
過去と向き合い決着をつけられた人も居れば、目を背け続けて生きる人や、後悔に押しつぶされてしまう人だっています。全員がハッピーエンドとならないのも仕方のない事なのかもしれません。
友情。青春。初恋。コンプレックス。そして後悔。
たくさんのことを思い出させてくれる映画でした。
同じくスティーブン・キング原作のスタンド・バイ・ミーも近い内に見てみようかな。
前半の雰囲気で行くと「グーニーズ」もかなり近いですね。昔見た映画を何十年ぶりに見ると色々な発見があってハマりそうです(笑)

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