おすすめのゾンビ映画をタイプ別に分類してご紹介!
世界中で愛され様々なアプローチで進化し続けるゾンビ映画。その感染は止まらない!
王道系ゾンビ映画(ロメロゾンビ)
ゾンビという概念は元はブードゥー教にルーツがあるという考えが一般的です。
中でも1968年 ジョージ・A・ロメロが監督したアメリカ映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』。この作品はそれまでホラー映画のわき役的存在だったゾンビを主役たらしめた古典的作品です。
・死者が蘇り襲って来る
・噛まれたものが感染し、ゾンビが増えていく
こういった”ゾンビ像”を最初に取り入れたのがこの作品なのです。
そのため、じわじわ、ゆっくりと大勢で襲って来るゾンビを”王道”や”ロメロ”ゾンビと呼ぶ人も多いのでしょう。
1968年『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(原題:Night of the Living Dead)
1978年『ゾンビ』(原題:Dawn of the Dead)
1985年『死霊のえじき』(原題:Day of the Dead)
このジョージ・A・ロメロが手掛けたゾンビ三部作がその後のゾンビ映画に繋がる様々なアイデアを生み出す元になっているのです。
王道展開
ゾンビの形態だけでなく、展開的にも王道と呼ぶべきものがあります。
例えばショッピングモールに人が集まる展開などは日本のゾンビ作品『アイアムアヒーロー(漫画・映画)』『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD(アニメ・漫画)』などでもオマージュされています。(生前の習慣を繰り返す)
・ヘリコプターが救助に来る
・空爆END
・新天地END
・絶望して自害
・ゾンビになりかけの人に襲われる
などなど、ゾンビ映画の王道とも呼べる展開はたくさんあります。
特徴としてはハッピーエンドでもゾンビ問題がきちんと解決することはほぼないですね(笑)
走るゾンビの台頭!?
2000年以降の『28日後(2002)』『ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年 ロメロ『ゾンビ』のリメイク)』等の作品から台頭したのが「走る」ゾンビです。
ゾンビというより“ウイルスに感染して狂暴化した人間”というテイストが強く、当初は「これってゾンビ物に入るのか?」「ゾンビが走るなんて反則でしょ!」なんて思ったものですがその後も多くの作品に受け継がれました。映画的に迫力があるからでしょうかね。
後述する『新感染(2016年)』では電車に追いついたり、ブラピ主演の『ワールド・ウォー・Z(2013)』では大挙して壁を登ったりなど、とにかく走る走る!
逆に腐りかけの肉体を持ったザ・ゾンビが好きという方には海外ドラマ『ウォーキング・デッド』などをおすすめしたいのですが、あちらはシリーズが進むにつれて人間対人間の戦いがメインになっていきます。
様々な亜種ゾンビ・シチュエーション
そしてゾンビ映画は更に進化を続け、様々な設定・シチュエーションが盛り込まれていきます。
コメディ要素のある映画は以前からありましたが、パロディ作品なども出現します。
人間ではなく動物がゾンビになったり、人間がゾンビになる過程の葛藤や恐怖にフォーカスした作品があったり・・・
ゾンビ映画とサメ映画は本当に世界中で愛され様々な進化を遂げたジャンルだと思います。
恋愛・感動・シリアス系ゾンビ映画
ゾンビ映画の中でも恋愛・感動・シリアスな展開にフォーカスしたものがあります。
サンズ・オブ・ザ・デッド(2016)
サンズ・オブ・ザ・デッドは既存のゾンビ映画に飽きてしまった方に是非おすすめしたい作品です。
主に出てくるゾンビは一体だけ。
人間も大部分はたった一人。
そしてお下劣なヒロイン。
既存のゾンビ映画の逆を突いたような設定ですが、その分主人公の人間性が掘り下げられ、感情移入がしやすい作品でした。久々に感動した映画です。
マギー(2015)
シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガーが父親を演じ、ウイルスに感染してしまった娘を守るために行動します。
症状が進んでいく娘。
迫りくる”その時”。
父と、娘の選択とは・・・
この作品も感動できるゾンビ映画でした。
アローン・イン・ザ・ゼット(2016)
アローン・イン・ザ・ゼットはゾンビによる崩壊を迎えた世界で淡々とサバイバル生活をする女性が主人公。
時折フラッシュバックする過去の記憶。
そこには夫や娘の姿が。
心に来るゾンビ映画でした。
ちなみに、ここまでパッケージと本編に印象の差がある映画も珍しいです。邦題やパケが違えばがっかり感は無かったと思うんですよね。(そういう口コミが多いから)
新感染 ファイナル・エクスプレス(2017)
舞台は電車内。閉鎖された中でのパンデミックで、ゾンビも”走る”系なのでスリリングな展開の連続です。
スピーディな演出はもちろんですが、主人公の変化や親子の絆に感動できる作品です。
新幹線と新感染をかけてるならこのネーミングだけが残念ポイントです(笑)
ウォーム・ボディーズ(2013)
恋人・カップルが登場するゾンビ映画は数多くありますが、恋愛対象がゾンビになるものは流石に数が少ないです。
恋人がゾンビになってしまう展開も多くありますが、『ゾンビ・ガール』などコメディ寄りな作品が多いです。この作品は本気でゾンビと人間のロマンスに向き合った作品と言えるでしょう。恋愛映画にありそうな演出をゾンビ映画に持ってきた稀有な例だと思います。
”走るゾンビ”映画
こちらでは走るゾンビが登場する中でも特に印象に残った作品をご紹介します。
28日後(2002) 28週後(2007)
「レイジウイルス」のパンデミックで崩壊した世界。この作品は2000年代の作品でありながらその後の映画に多くの影響を残した作品だと思います。
ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)
ジョージ・A・ロメロの名作映画『ゾンビ』をリメイクした作品です。ストーリー的には旧作を参考にしつつもゾンビは狂暴な”走る”ゾンビで、避難中の街中のパニックはかなり車やゾンビ、逃げる人が入り乱れてかなりリアリティがあります。
ワールド・ウォーZ(2013)
ブラピことブラッド・ピット演じる主人公が街でパンデミックに巻き込まれながらも家族を守っていく姿がカッコいいい映画です。
短時間でウイルスや感染者の特性を見抜き、世界中を飛び回って解決の為に行動していきます。終盤はゾンビ映画の中でもかなり希望が持てる展開ではないでしょうか。
アイアムアヒーロー(2016)
邦画のゾンビ物ってコメディとかシュールな感じになりやすいんですが、この作品はアクションもかなり良い仕上がりでした。
大泉洋さん演じる英雄の雰囲気が原作通り!
”ゾンビ物”という枠で見れば原作よりも優れていると言えるかも知れません(笑)
新感染 ファイナル・エクスプレス(2016)
感動系でも紹介しましたが、『新感染』はスリリングな展開やスピード感も素晴らしいゾンビ映画です。
監督本人もその影響を語っていたようですが、『アイアムアヒーロー』のZQNに近い形態・デザインのゾンビで、発症時の動きの気持ち悪さはかなり印象に残っています。
ヨン・サンホ監督
『アイアムアヒーロー』の3巻の前半あたりのスピード感とリアルさにも強く影響を受けています。私は、好きなゾンビ漫画の一冊としてよくこの漫画を挙げるんですよ。
引用:spice.eplus.jp/articles/143878
コメディ系ゾンビ映画
パロディなど笑える要素が満載のコメディ系ゾンビ映画のおすすめはこちらです。
ゾンビランド(2009) / ショーン・オブ・ザ・デッド(2004)
ショーン・オブ・ザ・デッドとゾンビランドは「ゾンビコメディと言えばコレ!」という程の作品です。
・頼りない主人公
・美女、セクシー要素
・コメディ、クセのあるキャラクター
・バトルの爽快感
・ゾンビはゾンビで怖い!
コメディに寄り過ぎてもホラーに寄り過ぎてもこの面白さは出ない!と思うんですよね。
ご都合主義でもなんでも良い!ゾンビ相手に気持ちの良いバトルと展開の映画が見たいんだ!という方にはゾンビランドがおすすめ。
頼りない主人公が頼りないまま流され流され窮地を潜り抜けていく様が観たい方にはショーン・オブ・ザ・デッドをおすすめします。
どちらも笑えること間違いなしですよ!ゾンビランドは同じ主要キャストで続編の製作も決定しているので楽しみです!
ウォーキング・ゾンビランド(2015)
『ウォーキング・ゾンビランド』は『ウォーキング・デッド』のパロディ作品なのでウォーキング・デッドを見ていれば楽しむ事ができます。また、『ゾンビランド』の主人公たちを意識したと思われるキャラも登場
他にも、『ウォーム・ボディーズ』の主人公 っぽいキャラもいるのでそちらも見ておくことをお勧めします。終始おバカな展開でホラー感はあまりないです。
時々、本当に時々そっくりに見えるのが悔しいけど笑ってしまいます(笑)
ロンドンゾンビ紀行(2012)
老人ホームの老人たちとその孫が活躍するゾンビ映画です。
ゆっくり歩くゾンビが歩行補助器を使うおじいちゃんに迫るシーンなどはハラハラするけどかなり笑えます!
しっかり活躍してくれるおじいちゃんもいるので爽快感もあり!
ゾンビ・スクール
ゾンビと化した子供たちが先生たちを襲う!というこの作品。
子供のゾンビって思わず目をそむけたくなるものですが、この作品にはたくさん出てきて元気に走り回ってくれます。
クセのあるキャラクターも登場!『ゾンビランド』のタラハシーに並ぶ個性を持ったキャラだと思います。
ゾンビーワールドへようこそ(2015)
スクールカースト最下層に位置するような冴えないボーイスカウトの少年たちがゾンビが蔓延る世界を生き抜きます。
かなり下ネタ寄りのお下品な作品ですが、そのくだらなさが笑えます!
大人になった男性に思春期だったころを思い出させてくれる作品かもしれません(笑)
こちらのページでも詳しく解説しています。作品によって無料・お得に観る方法もあり!
笑える!コメディ系
おすすめゾンビ映画まとめ
POV系ゾンビ映画
POV(point of view)系でもゾンビ映画があります。
一人称視点・主観(人の視点)による映画は『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999)、『クローバーフィールド/HAKAISHA』(2008)などおシリーズが特に有名ではないでしょうか。
REC / レック シリーズ(2007~)
POV映画の手法をゾンビ映画に持ってきたのが『REC/レック』シリーズなどです。
実質POVメインなのは1~2などの初期作品のみです、3-4はストーリーは同一なものの普通の映画っぽい仕上がり。12-4 が時系列で3は外伝という位置づけでしょうか。
元はスペインの映画なのですが、『REC:レック/ザ・クアランティン』の名前でハリウッドリメイクが2作品あります。
このシリーズほどシリーズ毎に好みの分かれそうな映画を知らない(笑)
REC 1はゾンビ+POV の正統派ゾンビ映画という感じだが・・・
2で急に悪魔憑き・エクソシストテイスト
3で急にカップルが出てきてゾンビ+ロマンス展開(個人的には好きなんですよね。ラストとか。)
4でもう普通にPOVでもない映画になった感じ
と、シリーズによってかなりテイストが違います(笑)
ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2008)
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』はジョージ・A・ロメロ監督作品。映画を制作していた青年たちがゾンビパニックに巻き込まれていくフェイクドキュメンタリー風の作品です。
あのロメロが手掛けたPOVゾンビ映画!!という点が目玉と言えば目玉なんですよね・・・
いや、面白いんですよ。面白いんだけど尖った部分がないというか。見て後悔はしないけどもう一回観たいなとはならない・・・みたいな。
ロメロ作品ということでハードル上げ過ぎてしまったのかもしれませんが、SNSや人間の闇にも目を向けたかった風刺的な作品と言えるかもしれません。
動物系ゾンビ映画
人間ではなく動物がゾンビになる系の映画をご紹介します。
ZOOMBIE(2016)
ZOOMBIE(ズーンビ)は動物園の動物たちがゾンビになってしまう!という、まぁZOOとZOMBIEを掛け合わせたタイトルまんまの設定ですね。
テンポも良く、楽しめる映画でした。女の子とか子供が出てくるとハラハラしちゃいますね。コアラとか草食動物が狂暴すると逆に怖い!というのが勉強になりました。
ゾンビーバー(2014)
ZOOMBIEとは違い動物はビーバーだけですが、水辺のビーバーを侮ってはいけない!!
グロありセクシーありと、盛りだくさんな内容でけっこう楽しめます。
ゾンビシャーク(2015)
ジョーズ+ゾンビ といったところでしょうか。この手の作品はB級が多いですが、ご多分に漏れずB級と言わざるを得ないでしょう(笑)
そういう映画が好きな人にはたまらない作品ではあります!
ゾンビサファリパーク(2015)
ゾンビを収容してハンティングなど見せ物にしている施設、ゾンビサファリパークが舞台です。
いや、趣味悪すぎでしょう(笑)
コンセプトはそう、『ジュラシックパーク』です。もちろん檻から出てしまいます(笑)
邦画 日本産ゾンビ映画
それほど話題になることがないですが、邦画にもゾンビものはあります。B級好きな方にはおすすめできるけど、国産ゾンビはシュール・コメディ系になることが多いんですよね。
『カメラを止めるな!』も”ゾンビ映画”というくくりで楽しむものではありませんからね。(でも、面白かったです!!)
ニート・オブ・ザ・デッド(2014)
人気バイプレーヤーとして知られるようになった木下ほうかさんの主演作品です。妻役として筒井真理子さん。
B級設定そのものですが役者が良いと見れるな!という作品。ブラックジョークというか、日本でパンデミックが起こったらこうなることもあり得る!と思わされるような部分もあります。
ハンガー・ゼット(2014)
仮面ライダー俳優などで知られる村井良大さん主演作品。ゾンビが増えすぎたので人間を増やすために”人間牧場”を作り出すというぶっとんだ作品です!
玉川区役所 OF THE DEAD
玉川区役所 OF THE DEAD は映画ではなくドラマ作品。2014年に林遣都さん、広瀬アリスさん主演で放送されました。
高橋努さん、片桐仁さん、金子ノブアキさんなど個性的な俳優陣が出演されているので楽しく見ることができます。こちらは完全なコメディですね。
注目!『カメラを止めるな!』(カメ止め)
POVものにも該当するでしょうか。2017年11月公開された後、SNSで火が付き国内及び海外の映画賞を数々受賞。
感想・口コミレビューはこちら
『カメラを止めるな!』ネタバレ感想。不満・違和感・苛立ちが全て爽快感に変わる超エンターテイメント作品。
学園ホラー系ゾンビ漫画・アニメ
学園ホラーでゾンビがモチーフになっている作品があります。おすすめは
異骸-THE PLAY DEAD/ALIVE-(佐伊村司)
アポカリプスの砦 漫画:イナベカズ 原作:蔵石ユウ
喰猟教室 作画:栗山廉士 原作:ウェルザード
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD(HOTD スクデッド)
がっこうぐらし!
などがおすすめ!
学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD(HOTD スクデッド)
かなり王道なゾンビ設定。ガンアクションやバイク・カーアクションなどもかなりの本格派で原作も素晴らしいです。
グロ&セクシー&アクションと盛りだくさんの内容で人気作。惜しむらくは原作が諸事情により連載中断、そのまま原作者の急逝によって絶筆となってしまったことでしょうか・・・
学園黙示録は2010年にアニメ化されました。沢城みゆき さん演じる毒島先輩が好き!!「濡れる!!」
がっこうぐらし!
僕は普段萌え系・日常系ものを見ないのでタイトルでスルーしていましたがその後ゾンビ物と知ってアニメやコミックスをチェックしました。
設定はかなり練りこまれていて学園黙示録とも似ていますが、登場人物たちは普通の女子高生たちです。
しかし普通過ぎるが故に精神的なダメージも大きく、意外性のある展開・真相が印象的です。
2015年にアニメ化され、原作とは若干進み方や設定がことなる部分もありますが、面白かったです。
学校を出てからの展開も原作は継続中で、
・なぜパンデミックが起こったか
・パンデミックに備えた施設があるのはなぜか
・感染者から抗体がつくれるか
といったゾンビ物映画ではほぼ描かれることのない”解決”へ導く伏線があるので期待しています。(学園黙示録で成せなかったことをやって欲しい!!!)
2019年には映画も公開されますね!
2019年 実写映画化の『がっこうぐらし!』原作やアニメ動画を無料で観る方法はある?
まとめ
いかがでしょうか。こちらでご紹介した作品はほとんどは動画配信サービスの見放題やポイントで観た作品です。
VOD(ビデオオンデマンド)は家に居ながらパソコンやスマホアプリで映画・ドラマ・アニメを見放題できるサービスなのでおすすめですよ!
月額500円程度からあるので月に数本映画をレンタルする人にはお得です。

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